植物を種から育てていると、発芽するときに種の皮(種皮)が取れずにまるでもがいている様に見えることってありませんか?その原因と対処法を解説します。
種皮が取れない原因
水耕栽培で発芽させるときに種皮が取れない原因は、土がないからです。土耕栽培では種をまくと、上に土を被せて水を撒きますよね。発芽した際には自然に土との摩擦によって種皮が取れるのですが、水耕栽培では土を使わないので種皮が残ってしまうことがあります。また、水分が足りない時も種皮が硬くなって、取れにくくなってしまいます。

種皮が取れないときの対処法
単純に、種皮を手で取ってあげます。このとき、強引に取ろうとすると葉がちぎれてしまうので、水で濡らして種皮を柔らかくした状態で、ゆっくりと優しく取り除いてあげるといいです。
種皮が取れるように種まきをする方法
まずは、乾燥させないことです。乾燥してしまうとどうしても種皮が硬くなり取れにくくなってしまう上、発芽率にも影響します。乾燥は避けましょう。
また、土で覆ったときと似た環境にしてあげるために、上からトイレットペーパーを被せます。そうすると、発芽したときにトイレットペーパーを破って上に芽が出て、種皮はトイレットペーパーの下に残ります。
