サニーレタスはサラダに良し、お肉を巻いても良し!室内で植物育成ライトを使用しながら育てる方法と、実際の栽培の様子を解説します。
サニーレタスの基本情報
発芽適温:15〜20℃
発芽日数:7〜10日
播種後60日くらいから収穫できる
サニーレタスは丸く結球しない種類のレタスです。長く収穫し続けることができるので、長期間楽しめます。
植物育成ライトについて
冬の日照時間が短い時期や、室内栽培で日当たりが悪い場合の救世主が植物育成ライトです。植物は人工の光でも成長するため、植物育成ライトを使用すると栽培環境をある程度一定に保つことができます。基本的には種まきから収穫までずっと植物育成ライト下で育てます。
今回使用したのは『BRIM』というメーカーの『PANEL A』というライトです。値段と出力のバランスが優秀なライトで、とても重宝しています。初心者の方にもおすすめです。
種まき
スポンジに水道水をよく吸わせたものに種をまきます。容器は家にあるものでなんでもOK!私は豆腐のパックを再利用しています。

スポンジに水を吸わせた後、水をスポンジの高さの2/3ほどになるように注いでおきます。種をまいたら、種の乾燥を防ぐためにティッシュペーパー等を上から被せます。サニーレタスは発芽するために光を必要とする好光性種子なので、明るいところに置いておきます。たまに水嵩をチェックして、減っていたら足してあげます。

間引き
発芽日数7〜10日とありますが、実際には水耕栽培ではもう少し早く発芽します。
下の写真は種まきから3日目です。

さらに成長して葉と葉が重なり合ってきたら間引きのタイミングです。近くの芽が引っ張られないように、根元のスポンジを指で押さえながらピンセット等で挟んでそっと引っこ抜きます。成長が遅いもの、逆に極端に早いもの、形が歪なものを取り除きます。
定植
苗がしっかり育ってきたら、いよいよ定植します。定植する容器ですが、私は毎日ヨーグルトを食べるので、ヨーグルトのカップを使用しました。下の段に液肥(ハイポニカ(協和株式会社)を使用)を水に溶かした養液を入れ、根っこだけが養液に浸かるように上にスポンジの容器を重ねます。根っこは呼吸しているので、全部が浸からないように注意します。全部浸かってしまうと根腐れをおこしてしまいます。
下の写真は種まきから14日目の様子です。

定植する容器の作り方は下記の記事を参照してください。苗の成長とともに大きめの容器に植え替えるとさらに成長します。
収穫
種まきから50日ほど経過すると下の写真ぐらい成長します。

外側の大きくなった葉から根本をハサミで切って収穫します。中心に成長点があるので、残しておくとまた成長します。ライトの下で育てて何度も収穫しましょう!